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症例1

症例1

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症例1

テクニカルポイント

垂直性GBR サイナスリフト

2009年07月25日Dr.kのランニング日記より

リスクは回避するものではなく コントロールするもの

垂直性GBR サイナスリフト

垂直性GBR サイナスリフト

垂直性GBR サイナスリフト

この連休に わが家族は 高知県 仁淀川にカヌーツアーに行ったんだ


僕達の愛すべき4駆のワゴンは愛すべき荷物(能天気な家族と古いカヌー)をかかえ
記憶の河を溯る様に 土佐の田舎町を上流へ 上流へと 僕たちを運んでくれる

熊野川 長良川 保津河 四万十川 吉野川・・・

まだ若きつがいだった 僕と妻はこの二人のりのファルトで つばぜりあいをくりかえしながら
幾多の美しい山河に 揺られたものだった 

昔 妻の定位置だった 二人乗りのファルトボートの
前の席は 今日は お調子者の14歳の娘が着座している
不思議な気分だ

河の流れは時間の流れだ
ならば 山河に満たされた水は 記憶の堆積に比喩されよう
河の流れは 基本的には 傾斜が同じなら 同じ量の 水の位置移動に過ぎないのだが
蛇行し 時に川幅を変え
河の流れは 時の流れと同じく その速さ 重みを変容させる
 
僕の恥多い記憶や思い出は
この地では時間という フィルターを通して
すべて 優しく 癒してくれるものに 浄化さる

澄んだ水 
絶え間ない 起伏はあるが あくまで ゆうゆうとした流れ
優しい川辺の木々のそよぎ
陽光を浴びながら 変わり行く 雲の形
水面に降り注ぐ 優しく暖かい雨
それは僕達をくるんでくれる

僕の体は 優しい 生理食塩水に満たされた 一片の移植組織みたいだ

日々酷使された 僕の目と体を癒してくれる ここは 水の惑星だ

瀬は近づけば まず 音が 早く 厳しい流れを僕達に告げてくれる
どんな 厳しい局面も 必ず 耳を澄ませば 
その前兆は 聞こえてくるものなんだ

白波を立てて待ちうける瀬にはいる直前に
適切な艇の進入位置を 決め 
そこに向け パドルとそして艇の速度をあげていく

厳しい局面こそ 臆することなく 全速で 立ち向かうことが
艇の安定に寄与するんだ


不幸にも沈した時には
頭部を保護するために 足底を下流に向け
河の流れにまかせ あせらずに
たとえ 数キロながされてもあせらずに
ひつように体力を消耗させずに
流れがゆるやかな 場所で 泳いで川岸にむかえばいい

たわいない バカ話の 合間にする
そんな 僕の直前臨床講義を いつになく 真剣に 前の座で娘は聞き
ちいさく うなずく

リスクは回避するものではなく コントロールするものなのだ

やがて愛しい時間をへて 
人生と同じで いやおう無く 終着点の鉄橋が見えてくる
いとおしむように ゆっくりパドルを動かし 上陸する

新しい船 買っちゃおうか?(父)
だめだよ もったいない
それに 木の葉号が かわいそうじゃん(娘)

そんな訳でこの古艇に20年ぶりに 名前がついた